第43回勉強会

 

テーマ:コアスタビリティを高める!胸郭に対する評価とアプローチ

講師:塚田悠平 先生

日時:2019年10月6日(日)10:00 -17:00(受付9:30から)

※進行具合によっては終了時間が延長する可能性もございます。

場所:なかじま整形外科・小児科クリニック(東京都足立区)

参加条件:興味のある方

定員:15名

参加費:8000円

持ち物:筆記用具、クリップボード、動きいやすい服装をご用意下さい。

備考:昼食は講師と受講者全員で近くの飲食店で食べます(昼食代は受講費に含まれません。)

お問い合わせ・お申し込みは勉強会申込よりお願いします。

 

【セミナー内容】

 今回のセミナーではコアスタビリティを高めることを目標にしておりますが、特に”胸郭”について着目しようと考えております。

体幹や骨盤に対して介入を行っても腹圧が上手く高まらないことも多く、その場合胸郭に対して介入することで改善することをしばしば経験します。

 今回はその経験を生かし下記の内容についてお伝えしたいと考えております。

 

○コアスタビリティ に必要な機能と構造

 ・コアスタビリティ とは

 ・コアスタビリティ を担う筋群

 ・横隔膜の構造と機能の重要性

 ・横隔膜の機能低下が疑われる状態とは?

 

○横隔膜の平坦化を改善する ー肋骨の評価と呼気を利用したアプローチー

 ・肋骨・胸骨の触診

 ・前鋸筋と外腹斜筋の重要性

 ・肋骨の回旋偏位の評価

 ・呼気を利用した胸郭・筋に対するアプローチ

 

○下位胸郭の横径拡張を改善する ー下位胸郭の評価と吸気を利用したアプローチー

 ・下位胸郭拡張の阻害因子について

 ・胸郭の柔軟性テストと上腹部軟部組織の柔軟性テスト

 ・胸郭拡張に対するアプローチ

 ・下後鋸筋の重要性

 ・下後鋸筋に対する評価と治療

 

【受講者の方へのメッセージ】

 効率的で安定した動作を実施するためには、体幹の安定性が重要であり腹圧のコントロールが必要になります。しかしこの腹圧はただ単に体幹周囲筋のトレーニングをしても機能が向上すると言うわけではなく、腹圧が入りやすいアライメントをとれる必要があります。その一つとして胸郭が存在します。そこで今回は、動作時のコアスタビリティを高める為に必要な胸郭の機能とその評価・治療についてお伝えしたいと思います。

 

 胸郭は骨性に安定しており、動きも少なく痛みも出づらい為、目を向ける機会は少ないかもしれません。ただ目を向ける機会が少ないからこそ苦手意識がある方も多いと思います。しかし、胸郭の柔軟性が向上すると患者さんの動きや姿勢が大きく変わります。

 今回は触診から行い評価とアプローチのコツをお伝えして胸郭が少しでも面白いと感じて頂ければと思います。

 

【講師】

 塚田悠平先生

 

【所属】

 医療法人社団敬緑会 ふるもと整形外科 リハビリテーション室 理学療法士

 drawer 副代表

【略歴】

 平成23年  日本工学院専門学校(現 東京工科大学)  理学療法学科  卒業


 平成23年 セコメディック病院  入職

 平成30年 ふるもと整形外科入職


セミナー注意点

・お申込み後のキャンセルはなるべく控えていただきますようお願いします。

・運営スタッフがセミナー中に講師中心に写真を撮影させていただきます。撮影させていただいた写真は勉強会の報告としてホームページに載させてただくことがあります。ご理解ご協力のほど、よろしくお願いいたします。

キャンセルポリシーは9/15(日)〜適用となりますのでご了承下さい。